しかし同タイミングで2年契約の『ワールドプラン』がスタートしたので今回解説していきますよ。
このページのもくじです♪
2020年3月にGMO『ギガゴリWiFi』のワールドプランにリニューアル
2019年から「どんなときもWiFi」など、ギガ無制限で使えるポケットWiFiサービスが多く登場してますが、中でも大手GMOがやっている『ギガゴリWiFi』は、「1年契約可」「1年間の料金が最安クラス」「ギガ無制限」の3拍子揃っていてかなりお勧めだったんですね。
しかし以下のページでも解説しているように、2020年3月をもって儀が無制限で使える『50GB超プラン』の新規受付を終了してしまいました↓
しかしサービス終了の2020年3月のサービス終了の直後に、ギガゴリWiFiは新プラン『ワールドプラン』のサービスがスタートに!
なので、事実上のギガゴリWiFi内のプランリニューアルということですね。
ギガゴリWiFi『ワールドプラン』はどんなプラン?4つの特長
旧プランの「50GB超プラン」は「1年契約」「月額3,050円(税抜)で最安クラス」「ギガ無制限」が特長でしたが、新プラン「ワールドプラン」の特長は以下です↓
特長1:データ量無制限:Wi-Fiが使い放題!
月に使えるデータ容量が無制限で使い放題なのはもちろん、WiMAXにある「3日間10GB制限」もないので、長期連休などに動画を見まくっても制限になりません。
「WiMAXの”3日間制限”って何?」という方は以下のページで解説しているので参考にどうぞ↓
ワールドプランに通信制限は本当にない?
ただし、ほかの利用者に迷惑かかるような異常ななレベルで使うと、公式ページでもあるように例外的に制限がかけられる可能性があります↓
・直近3日間の速度制限はございません。
・契約者間の利用の公平を確保し本サービスを円滑に提供するため、弊社のネットワークを継続的かつ著しく大量に占有する通信をされた場合、速度や通信量を制限することがあります。
また、利用できる回線と利用者の関係上、利用者が増えすぎると一部制限がかかるという例外も他のいくつかの無制限WiFiサービスで実際に起こっていますので、絶対ではないと思われます。
とはいえ最大手GMO側も、「上記の特長以外にもGMOとくとくBBが運営する”ギガゴリWiFi ワールドプラン”は、安定した通信環境を提供するため設備増強を定期的に実施する」とのことなので、この辺にはかなり気を使っているみたいですね。
そのためのプランリニューアルなのかもしれません。
特長2:クラウドSIM=ドコモauソフトバンクの3回線を全部使えるから広い
多くのポケットWiFiサービスはソフトバンク回線を使っているのですが、クラウドSIMの場合にはドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線のすべてを切り替えて対応できるという特長があります。
なので、ソフトバンク回線が入りにくかったり弱かったりする場所でもドコモやau回線が使えれば繋がり、単純に使えるエリアが広いです。
特長3:海外でもこれ1台で手続き設定不要で使える…けど1日1GBまで
「ワールドプラン」という名前にもなっていますが、クラウドSIMの特長を活かして海外でも自動で適切なWiFiをつかむことが可能です。
ただし、海外利用時はプラン料金以外に「1日1,250円で1GB」という料金・制限があり、超過時には通信制限になる点には注意が必要ですよ。
Q.海外でもインターネット使い放題なのでしょうか?
A.海外で本サービスを利用される場合日本時間午前9時00分~翌午前8時59分までを1日とし1日あたり最大1GBまでLTE通信をご利用いただけます。容量超過後は384kbpsまで通信速度が制限されます。1日のご利用量が1GB未満でも翌日への繰り越しは出来ません。海外でのご利用料金はご利用いただきました国・地域ごとに定める料金がご利用通信容量1GBごとに最大1GB分まで発生いたします。
Q.海外で利用する場合は申請は必要ですか?
A.申請は不要です。渡航先で端末の電源を入れるだけでご利用いただけます。海外でご利用の場合電源を入れると自動的に通信が発生し実際にスマートフォンやタブレット等のWiFi対応機器と接続しなくてもご利用の対象となり海外利用料金が発生しますのでご注意ください。
特長4:2年契約&料金がずっと定額だからシンプルで長期利用も◎
旧「50GB超プラン」は1年契約でしたが、リニューアルとなった「ワールドプラン」は2年契約&自動更新となっています↓
料金面では月額3,460円+消費税でずっと料金が変動しないので分かりやすく、通信回線系の長期契約でよくある「後からこっそり高くなってた」的なトラブルがないのでシンプルなプランですね。
しかし後述するように他の2年契約のサービスとしては平均的な料金設定になっています。
支払方法は2020年春時点では「クレジットカード払いのみ」の対応となっていますが、今後「口座振替」での支払いにも対応する準備をしているようです。
WiFi端末は海外対応の定番「U2s」
ちなみにポケットWiFiの端末は海外WiFiの定番の「U2s」という機種ですね↓
端末機器: | U2s |
通信速度: | ・LTE対応 ・下り最大150Mbps ・上り最大50Mbps |
連続通信時間: | 約12時間 (バッテリー容量:3,500mAh) |
同時接続可能台数: | 最大5台まで |
サイズ: | 127 x 65.7 x 14.2 mm |
重量(電池パック込): | 約151g |
対応SIMカード形状: | Micro SIM slot・Standard SIM slot |
充電用端子: | MicroUSB |
バッテリー容量が多く長時間持つので、WiFiルーター最大の問題「長時間の利用」も可能なのがうれしい機種です。
ギガゴリWiFi「ワールドプラン」は安い?高い?2年契約の他WiFiサービスとの料金比較
ギガゴリWiFiは1年契約の「50GB超プラン」から2年契約の「ワールドプラン」にリニューアルしましたが、料金面では旧プランほどの安さはなさそうです。(その分回線増強を重視したのかも)
ということで、シンプルに料金面を同じ2年契約のギガ無制限WiFiサービスと比較してみました↓
続いては2年契約可能な無制限のポケットWiFiの料金比較が以下です↓(上から総額が安い順)
通信会社 | 契約年数 | 月容量 | 初期費用 | 月額プラン料金 | 期間中の合計支出 | ||
3年合計 | 2年合計 | 1年合計 | |||||
NEXTモバイル | 2年契約 | 3,300円 | 3,410円/月 | – | 85,140円 | (年平均:42,570円) | |
Mugen WiFi | 2年契約 | 無制限 | 3,300円 | 3,608円/月 | – | 89,892円 | (年平均:44,946円) |
限界突破Wi-Fi | 2年契約 | 無制限 | 0円 | 3,850円/月 | – | 92,400円 | (年平均:46,200円) |
ギガゴリWiFi 「ワールドプラン」 | 2年契約 | 無制限 | 3,300円 | 3,806円/月 | – | 94,644円 | (年平均:47,322円) |
どんなときもwifi | 2年契約 | 無制限 | 3,300円 | 3,828円/月 | – | 95,172円 | (年平均:47,586円) |
めっちゃWiFi | 2年契約 | 無制限 | 3,300円 | 3,828円/月 | – | 95,172円 | (年平均:47,586円) |
よくばりWiFi | 2年契約 | 無制限 | 4,180円 | 3,795円/月 | – | 95,260円 | (年平均:47,630円) |
※全部税込で表示
2年契約で考えると圧倒的に「NEXTモバイル」が安かった(全WiFi&WiMAX中の1年単価でも最安)のですが、2020年3月末で「無制限プラン」サービス終了となり、現在は「Mugen WiFi」が最安です↓
肝心のギガゴリWiFiの「ワールドプラン」は、同じ2年契約のギガ無制限WiFiサービスの中で真ん中くらいの料金設定となっているのがわかりますね。
料金面の”安さ”を減らした分、ドコモauソフトバンク回線を使えたり回線増強など「通信品質・エリア」面での優位性が高くなったサービスと言えます↓
【補足】ギガゴリWiFi「ワールドプラン」は違約金が安いので、意外と解約しやすい
ギガゴリWiFiの「ワールドプラン」は2年契約&自動更新で料金面でも標準的な価格設定となっていましたが、違約金に関しては他の2年契約のWIFiサービスよりも若干安く、2年以内の解約なら違約金は9,900円となっています(それでも高いけど)
例えば2年契約でギガ無制限という同条件でのサービスとして『どんなときもWiFi』が有名ですが、違約金を比較すると以下のように結構な差があります↓
比較 | ギガゴリWiFi 「ワールドプラン」 | どんなときもWiFi |
契約期間 | 2年契約 | |
月額料金 | 3,806円/月(税別) | 3,828円/月(税別) |
違約金 | 1年目解約:9,900円 2年目解約:9,900円 | 1年目解約:20,900円 2年目解約:15,400円 |
そもそも元の違約金が高すぎる感はありますが、料金面でも違約金面でも同じ2年縛りの「どんなときもWiFi」に勝っているのが分かりますね。
同じく2020年3月にサービス開始したスマモバの「The WIFi」もこのギガゴリWiFi「ワールドプラン」とほぼ同じ料金設定と2年契約&違約金となっており、この辺が今後のクラウドSIMの標準になってきそうです。
ちなみに他のWiFiサービス同様に、WIFi端末代はかかりませんが「WiFi端末をレンタル」という扱いになるので、解約時に返却が必須となる点には注意しましょう↓
Q 解約後にルーターの返却は必要?
A レンタルなので、解約時は必ず期日までに返却を!!
解約した月の翌月20日までに端末を返却しなかった場合は、翌々月に10,000円を請求
破損や故障が確認されれば、同じく10,000円が機器損害金として請求