WiFiやWiMAX等がギガ不足時代に突入!本当に無制限で使える時代は終了か

WiFiやWiMAX等がギガ不足時代に突入 ホントに無制限で使える時代は終了か

テレワーク在宅ワークが主流となりつつありますが、4月以降WiFi環境を準備する必要に迫られた人も多いと思います。

特にセキュリティや時間制限の関係上ファミレスなどのフリーWiFi(公共WiFi)じゃ厳しい人が多い中、持ち運べるポケットWiFiやWiMAXを契約したという人も多いはず。

しかし急激に利用者が増加した事で通信回線が混雑し、4月以降WiFi業者側のギガ容量がギリギリの状態に…

以前は「ギガ無制限」を謳っていたモバイルWiFiサービスも現在は無制限を謳うのが厳しくなり、新規受付終了や無制限プランの終了が相次いでいます。

今回は2020年4月以降、どんな状態になっているのかを見ていきましょう。

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激増したWiFiユーザーに回線はパンク寸前!?「無制限」を謡うのが厳しく⇒サービス終了が相次ぐ

感染症対策として2020年4月以降「テレワーク」「在宅ワーク」「リモート会議」を行う企業が激増しました。

対してサービスを提供しているモバイルWifi業者ですが、テレワーク推奨の2020年3,4月以降一気に需要が増したと同時にサービス利用者が急増したため回線が混雑などのトラブルが多発しています。

仕事利用者が増加⇒平均消費データ量が増加⇒「無制限」を謳うのが困難に

特に2019年より一気に種類の増えた「無制限ポケットWiFi」ですが、2020年7月時点でも「無制限」でサービスを提供する事が困難になってきています。

というのも契約回線数(利用者)が急増したという要因以外にも、リモート会議等の仕事での利用なので「1契約当たりの平均データ消費量」がかなり高いからです。

そもそも通信回線の1契約では「無制限」で使えるという事はなく、裏設定で「月300GB分」「月100GB分」「月50GB分」などの設定があります。

それでも無制限を売り文句にしても問題が出ないのは、もしその上限を超えてしまった場合、他の余っているユーザーの容量も使う事で全体としてカバーし切れていたからです(以下図解作ってみました↓)

通信業者の内部の状態_テレワーク主導前
なので契約数が増えてもライトユーザーが多ければ、稀に超過するユーザー分も余裕でカバーできるため「上限を設けず使って問題なかった=無制限が謡えた」というカラクリになっています。

しかし、ご存じの通り2020年4月以降急増したユーザーは、リモート会議など仕事メインで使うため、この「1契約当たりの平均データ消費量」がかなり高くなったことで、余っている分が足りずこの”無制限”が成立しないタイミングが出てきてしまったという状態に↓

通信業者の内部の状態_テレワーク主導後

別のページでも解説していますが、Zoom等のリモート会議はかなりのデータ通信量を消費する他、そもそも仕事での利用なので利用する時間も量も個人利用よりも遥かに多いです。

どこのモバイルWiFiサービスもかなり容量ギリギリでやっており、本当に利用者全員が月100GBも使ってしまったらパンクしてしまいます。

レジ袋と同じように「ギガの無駄使い」もみんな意識してほしいですね。

「無制限プランを終了」や「新規利用者の受付を終了」するモバイルWiFiサービスが増える

上記のような理由から、ビジネスでの利用者が急増した2020年4月以降多くのモバイルWiFiサービスが「無制限プラン」が厳しくor不可能になっています。

「どんふぁい」もギリギリの末「月25GB制限」で炎上⇒行政指導まで

話題になったのがクラウドWiFiサービスでも最高峰の知名度の「どんなときもWiFi」の問題でしょう。

どんなときもwifiのロゴ

「どんなときもWiFi」は無制限で使えるクラウドWiFiを売りにしていましたが、2020年春以降に急激にユーザーが増えてしまったことで「無制限」が実現困難になりました。

そこで苦肉の策として月間容量制限(上限25GB)などを設定せざるを得なくなり、後から苦情などで問題となり総務省から「電気通信事業法」行政指導を受けることに。

参考:MVNOサービス「どんなときもWiFi」の利用者へのサービス提供に係る株式会社グッド・ラックに対する指導等 | 総務省

ビジネス利用なら月25GBはほぼ超過するでしょうし、制限時の速度は128kbpsと使い物にならない通信速度なので苦情が来るのは必至でしょう。

そもそもこんなに一気にビジネス利用者が急増するなんて想定外でしょうし。

他にも「無制限プランの終了」や「新規利用者の受付を停止」などのモバイルWiFiサービスが続々

ギガ不足問題は「どんなときもWiFi」に限った話ではなく、ビジネス利用者の急増によるギガ不足問題はどのモバイルWiFiサービスにも夏時点で起こっています。

モバイルwifi端末の在庫不足などもあり、結構な数のサービスが「無制限プラン」の受付終了や、「新規利用者の申込を終了・中止」などしています。

サービスを終了したところも結構ありました。

以下は「どこよりもWiFi」の公式ページの記載ですが、2020年8月末で「無制限プラン」の終了を告知していますね↓

どこよりもWiFiは2020年8月末で無制限プランのサービスの新規受付を終了との事(公式ページ記載内容)
引用元:どこよりもWiFi公式

キャリア側が大容量回線は貸さなく⇒仕入れ困難で残存の容量の取り合いに

このモバイルWiFiサービスのギガ枯渇問題にはもう1つの原因があります。

それが大手キャリア側が回線を貸し出さなくなっている事です。

特に多くのモバイルWiFiサービスはキャリア回線を卸してサービスに使っているのですが、ニーズが増大したここ最近、大容量使える回線を卸さなくなってきているようです。

これによってモバイルWiFi業者は無制限サービス向けに大容量使える回線を仕入れられないので、残存の容量を新規契約者と既存の利用者で分け合って使う必要に迫られています。

昨年までの自由度の高い「無制限」「縛りなし」のモバイルWiFiは、コロナ後の現在は残念ながらもうありません…

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