Zoomのリモート会議で通信制限に！？意外とかかる通信量と対策

感染症対策で、急遽テレワーク・在宅ワークになってWiFi環境を準備する必要に迫られた人も多いと思います。

特にセキュリティや時間制限の関係上ファミレスなどのフリーWiFi(公共WiFi)じゃ厳しい人が多い中、持ち運べるポケットWiFiやWiMAXを契約したという人も多いはず。

しかし意外とあるあるなのが「Zoomなどのリモート会議で通信速度制限になった(# ﾟДﾟ)」というケースです(もちろん僕ももれなくWiMAXの3日間制限に…)

今回はZoom等のリモート会議の通信量と、通信制限になった場合の解決法を調べてみましたよ♪

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このページのもくじです♪

意外とかかるリモート会議の通信量　Zoom＆Skype会議時のデータ容量の消費量まとめ

当たり前となったリモート会議ですが、実はZoomやスカイプ等での通信量はかなり多いという事をご存じない方も意外と多いかもしれませんね。

Zoomと通信量の目安は以下です↓

上記の一覧を見て分かるように、画面共有やオーディオ(音声)だけで使う場合に比べて、ビデオ(動画)の通信量はかなり大きい(約10倍の消費量)です。

特に高画質・ＨＤでのビデオZoomは凄まじい通信量の消費となっており、できれば顔合わせ時以外は「オーディオ」＋「画面共有」までで済ませたいところです。

また表を見て分かる通り「画面共有」はかなり通信量の消費が少なく、通信制限回避にはかなり役に立ちます。なるべく「画面共有」で済ませましょう。

【Zoom通信量メモ】

Zoomのビデオは通信量の消費が大きく高画質は一気に消耗
⇒なるべく「通話」+「画面共有」で済ませたい

続いてはSkypeを使った場合の通信量です↓

最近では大容量プランや無制限プランのモバイルWiFiも多いですが、「WiMAX(ワイマックス)」なら「3日間10GB制限」がありますし、「無制限WiFi」も予想外の急激な利用者増加で、無制限で提供するのが難しくなってきています(詳しくは別記事で解説しています)

という事で自分もよくZoomのリモート会議でビデオを使っているのですが、試しにほぼ「画面共有」+「音声」だけで90分ほどZoom会議をしてみました。

約90分のZoom会議「画面共有」+「通話」で消費した通信量はこんな感じになりました↓

かなり90分で200MB(約0.2GB)で済んだので、かなり消費を抑えられていると言えるのではないでしょうか。

とは言えこれでも月20回行えば4GBにはなってしまいますが。

ここまではZoomの通信量を下げる方法について解説してみましたが、既にリモート会議によって通信制限になっている場合はどうでしょう。

「通信制限時にZoomが使えるかどうか」は、使っている回線の制限時の通信速度によります。例えば、

種類	制限時の通信速度
➀ WiMAX (3日間で10GB制限)	1.0Mbps前後 (翌日18時～翌2時のみ)
➁ モバイルWiFiルーター (Y!mobile回線)	1.0Mbps前後 (翌日18時～翌1時のみ)
➂ モバイルWiFiルーター (ドコモauSoftBank回線)	128kbps(約0.1Mbps) (翌月までずっと)

通信制限時の速度ですが、WiMAXやY!mobileルーターは夜の時間のみ制限が掛かり、制限時の速度も1Mbps(ギリギリYouTube標準画質が見れるか見れないかくらいの速度)が出ます。

対して3キャリア回線を使うWiFiルーターの速度制限時は128kbps(約0.1Mbps)と、皆さんご存じのYahooトップページすら表示が遅いあの状態になります。

そしてZoom時の必要速度は前述した通りなので、理論上は

【速度制限時のZoom可否】

ビデオ(高画質・HD)は600kbpsは必要 ⇒➀はギリギリクリアだけど安定しない ➁➂は不可
画面共有・音声は50～60kbps必要　⇒➀は大丈夫　➁➂はギリギリクリアだけど安定しない

という結果です。

あくまで理論上なので実際にはその時の回線の混雑具合や繋がりやすさによって左右されますが、比較的通信量が少ない「画面共有」や「音声」であればWiMAX不可能ではないのかな。と。

いずれにしても通信制限時には安定したZoomは期待できなそうです。